マイルストーンインスペクタ

マイルストーンインスペクタには、マイルストーンのリストや、その属性やクリティカルパスを個別に編集できる機能など、プロジェクトのマイルストーンやクリティカルパスに特有のツールがあります。

マイルストーンインスペクタ。
マイルストーンインスペクタの表示。
  1. クリティカルパスのスラック上限—この値によって、タスクがクリティカルパスの一部としてみなされるためにマイルストーンをどのくらい戻せばよいかが決まります。この値はプロジェクト全体に適用されます。この時間値を増やすと、クリティカルパスの範囲が広くなり、さらに多くのタスクを含むようになる可能性があります。つまり、値が大きいほど、タスク間の時間的な余裕が少なくなります。

  2. マイルストーンアイコン—マイルストーンの選択項目またはプロジェクトのスタイルを示す色のアイコン。クリックすると、リスト内でマイルストーンの行を折りたたんだり展開したりできます。マイルストーンのクリティカルパスが表示されている場合は、そのクリティカルパスのハイライト色と同じ色の枠がアイコンに表示されます。

  3. クリティカルパスを表示—マイルストーンのクリティカルパスを表示する場合は、このチェックボックスを選択します。”マイルストーンのクリティカルパスを表示する” ということは、すべてのマイルスト―ンのうち、表示されるように指定されている個々のマイルストーンだけが表示されるということです。つまり、このチェックボックスが選択されているにもかかわらず、期待した場所にクリティカルパスが表示されていない場合は、現在のビューの「表示」サブメニューを調べて、その「クリティカルパス」オプションが有効になっているかどうかを確認してください。

  4. リソースの利用可能状況を考慮する—このチェックボックスを選択すると、そのマイルストーンのクリティカルパスに、タスク間の依存関係やスラック上限だけでなく、独立したタスクを完了するのに必要なリソースを利用できるかどうかも考慮されます。

    このしくみを明確に説明するために、2 つの独立したタスクを含むプロジェクトを作成し、それらのタスクに同じリソースを割り当てた場合を考えてみましょう。このプロジェクトを平準化すると、2 番目のタスクが最初のタスクの後に移動します。この時点では、クリティカルパスを表示すると、2 番目のタスクだけがハイライトされます (1)。リソースの利用可能状況を考慮するように指定すると、両方がハイライトされるようになります (2)。これは、2 番目のタスクの開始が最初のタスクには依存しているわけではないが、タスクを完了するのに必要なリソースによって抑制されていることを示しています。

  5. クリティカルパスのハイライト色—このカラーピッカーを使用して、マイルストーンのクリティカルパスを表示するときのハイライト色を指定します。クリティカルパスの表示が有効になっているビューでは、マイルストーンのクリティカルパスを構成しているタスクがこの色でハイライトされます。